●プラスを生むマイナス
ここではプラスとマイナスのお話をしましょう。
「思考を持つもの」は輝きを帯びます。
つまりプラス・マイナスも帯びやすいのです。
前述しましたようにプラスはシャープでクリアな光を。マイナスは鈍くにごった光を放ちます。
それぞれの特色は、皆さんがお持ちの通り、「そりゃープラスはいいよな」「あああマイナス(落)」という感覚ですね(笑)。マイナスは、全てが自分自身の責任で起こっているとは言えません。
先祖の働きに影響されていたり、カルマなど、四次元的に見てその人の精神のキャパシティを越えている状態にさらされていることに自身で気づけず、バランスを崩していることでマイナスが生まれます。
振動数が狂い、チューニングがずれてしまう状態になってしまうのです。
それは別に「えらい悪さをした先祖がいたから」とかそういうことだけでなく、「自営業の家に生まれたら商売人の精神をうけついじゃった」というようなこともそれに当たると言えます。
先祖というと大袈裟ですが、大きくは「家族」として連なっている人たちの作ってきた道ですね。
その人のキャパシティを培ってきた、生まれおちたところの環境と、その人自身の生き方のバランスはどうなのか。
かならずしも「どろどろ・・・・」としたことがマイナス、ではありません。
先祖の行いへ対する浄化のストーリーがどんな風に眠っているのかを認識し、対極に転じさせてクリアできることがあるはずです。勿論、先祖のせいだけではなく、本人が生み出しているマイナス状態もあります。
マイナスと言われると印象的に「うーん勘弁」とすぐに思ってしまいます。
でも本当にそうでしょうか?自分が生み出したものでなくても、仕方なくマイナスである状態になるということは多々あります。
私はよく「必要悪」という言葉を使います。マイナスがあると、人はプラスに転じよう!とふんばりをきかせます。その時の力、それそのものはプラスの方向への動きです。
物や人、環境をいい意味で欲すること。
貪欲になる、ということは一見マイナスの動きになってしまうこともあるかもしれませんが、そうすることによって起こってくるプラスの力があります。
いい環境といい人との出会いをひきつけるために。
そのプラスを自分で起こすために。本当に大事なのは、そこで生まれる「自発」の力なのでしょう。それが自発であることが、無理のないプラスの力と言えます。
プラスはバランスのとれた、無理なく進んでゆける状態と言えます。
プラスはプラスを生み、引き寄せる力があります。チャンスが広がる状態です。プラスに限界値はなく、現世の流れに適合しやすい動きであると言えます。
反対にマイナスは絶えやすく、滅びの方向へ流れる動きです。現世に適合している流れから反しているため、限界がきやすいのです。「極めれば力」かもしれませんが、滅びを多大にはらんでいます。
また、マイナスはいわゆる逆流の状態であるため、同じ位置にいたとしても、プラスと並ぶ手段を考えていなくてはいけないので、余計な力を使うことになります。
プラスはマイナスに引かれ(惹かれ)ます。それは「両極を持ちたい」という心からくるものです。両極を持つことにより、バランスをとりながら人は深みを感じ、いろんなことを判断していく素材を自分の中に蓄えていくのです。
両極を持つからこそ人は強い、と言えます。
■ちょっと余談。
「天」は完全プラスな場です。
では完全マイナスな場は?「地の底」です。
その完全マイナスな世界はいわゆる「魑魅魍魎」の世界で、地獄絵図などあながち嘘とはいえないのです。
昔は霊能力を持つ人々が崇められたので、「完全にそっち系」の生活に苦労なく専念できました。
結果、強い能力を持つ人々がたくさんいたのでしょう。そして地獄絵図などはその人たちが実際見てきた世界を描いたのだと思います。
現在は霊能力で生活が成り立つのも難しいので、なかなかそういう人が出ないのでしょう。
それでも「ああ、これは『天』の色だな」と思う色使いをするアーティストを見かけることはあります。
また太陽はプラス、月はマイナスを象徴します。
どのようにかというと、太陽は生命維持に。
月は見えない部分の力の増幅に。
つまり霊界、四次元の力を増幅させます。なので霊との対話は夜のほうがしやすいのです。
